除雪に関する話題
コラム1 除雪とは
『除雪(じょせつ)は、主に積雪地において交通や場所の確保など冬季の円滑な社会活動の運営を目的として、雪や氷を除くことである。
家の出入口や駐車場など比較的小規模なもの、階段など機械の入れないところは、人力で行なわれるが、道路や線路などで、積雪量や除雪範囲の大きい場合は、重機や除雪車が使用される。人力で行う除雪作業は、雪掻き(ゆきかき)、雪除け(ゆきのけ)、雪片し(ゆきかたし)、雪透かし(ゆきすかし)、雪撥ね(ゆきはね)、雪掘り(放り)(ゆきほり)、雪寄せ(ゆきよせ)など、地方・地域によって様々な呼び名がある。なお、除雪された雪を離れた場所に移すことを、特に排雪と呼ぶ。』
以上は、Wikipediaによる除雪の定義です。一般的に除雪というと機械によるもの、人力によるもの全てを指すと思いますが、当除雪ナビのコラムにおいては、特に機械による除雪に限定して、「除雪」と呼ぶことにします。Wikipediaにもありますが、人力によるものは「雪かき」として、「雪かきに関する話題」のほうで取り上げていきます。
コラム2 世界で最も降雪量の多い大都市
人口100万人以上の大都市で、世界一降雪量の多い都市はどこだと思いますか?
モントリオール(カナダ)?、オスロ(ノルウェー)?、アルベールビル(フランス)?。冬季オリンピックが行われた都市もあり、相当降雪量が多そうですよね。でも違います。
正解は、筆者の住む「札幌市」なのです。
札幌市の年間平均降雪量は約600cm。上で挙げた3都市の年間平均降雪量が、それぞれ195cm、142cm、43cmですから桁違いに札幌の降雪量は多いのです。
札幌市の面積は約1,121平方キロメートルですから、単純に計算して年間に約67億2600万立方メートルの雪が降ることになります。これは札幌ドーム約4,480杯分の量です。桁が大きすぎて実感できませんが・・・。
札幌市が冬季に除排雪する対象道路の距離は、約5,100キロメートル。これは、JRで札幌から鹿児島まで行って、函館まで戻ってくる距離になるそうです。
札幌市は除雪で毎年150億円前後の予算を組んでいます。
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